当店では「インサートイヤホン」による聴力測定」を導入しました。
通常はヘッドホンによる聴力測定を実施しているところがほとんどだと思います。
では、なぜイヤホンなのか?
その理由はズバリ、「より正確な測定結果が得られるから」
実はインサートイヤホンは、ヘッドホンと比較してノイズの影響を受けにくいのです。
ヘッドホンのほうが耳を覆うので雑音が入らないような気がしませんか?
実際は違います。
画像の黄色い部分が耳栓になっていて、しっかり耳道を塞ぎますので騒音のある環境でも影響を受けにくくなります。
ヘッドホンの場合は、ちょっとした位置のズレや、女性の場合で髪の毛が挟まってしまうなどの影響で測定結果にズレが生じます。
また、外部の雑音の影響もヘッドホンによる測定のほうが大きくなります。
実際に同一人物の測定結果を比較してみましょう。
通常測定室は30dBA程度のノイズしかありませんが、あえて50dBAの広帯域ノイズを出して測定しました。
まずはヘッドホンによる聴力測定結果
125HZ~500HZの低域が下がっていることがわかります。
次に同じ条件下でのインサートイヤホンによる結果
これは雑音のない通常の環境での測定結果とほぼ変わりませんでした。
低域でおよそ20dB程度も測定結果に開きが出てしまいました。
これでは補聴器の調整にも大きな影響が出てしまいますね。
聴力測定結果に応じて補聴器の調整が行われるわけですから、測定結果にズレがあったら・・・・
測定の精度は大事ですよね。
この記事は私が書きました
一寸木(イチズキ)国博 認定補聴器専門店 補聴器プラザ小田原 代表
経歴
1999年より補聴器販売に従事
大手補聴器専門店チェーンの店長からパナソニックの補聴器部門へ転職、主に関東地域のメガネ店や補聴器専門店を担当し、補聴器の販売方法や調整方法などについての講義を担当することも多数。
全国の様々な補聴器販売現場をみてきた経験から、当事者目線に寄り添える専門店を目指し独立。
2017年より現職 現在手話通訳資格取得を目指し奮闘中
保有資格 認定補聴器技能者 医療機器賃貸・販売管理者



