本日は測定室の音場校正を実施しました。
音場校正とは、測定用スピーカーから出力される音が適切なレベルになっているか、各周波数ごとに調整して確認する作業です。
補聴器の効果を客観的に確認する際に、スピーカーから測定音を出して、補聴器をつけた状態、外した状態の聞こえを測定して比較して評価します。
その際に、スピーカーから出ている音量が適正に管理されていなければデータとして使い物になりません。
当店の測定ではしっかり聞こえていたのに、よそではダメだった・・・などという事にならないよう、定期的に出力に誤差が出ていないか管理していかなければなりません。
写真のような騒音計を使って、微調整をしていきます。
すべての周波数で誤差は許容範囲内となりました。
認定補聴器専門店と呼ばれる補聴器店では、このような作業が必ず実施されているはず。