補聴器のカラー展開について

 

かつて、補聴器と言えばベージュ・肌色、といった認識だったのですが、最近では補聴器もだいぶカラフルになりました。

各メーカーとも、8~10色程度の展開をしています。

 

なるべく目立たないものを、と求められる方が多いので、基本的には肌に近い色合いの物を選択される方が多いです。

しかし、肌の色と言っても人それぞれ、男性と女性、日焼け具合などによって微妙に違ってきます。

その点、グローバルに展開してるメーカー各社は様々な人種に合うものを考慮していると思われ、だいたいの方に合わせることが出来ます。

 

また、肌の色だけでなく、髪の色に合わせることでも目立ちにくくすることが出来ます。

黒髪であればブラック、白髪の混入具合によってダークグレー~シルバーなど。

 

中には、どこかへ置き忘れたりしないように、との考えから目立ちやすいパールホワイトのような光沢のある色を選択される方もいらっしゃいますし、左右の判別がしやすいように、色分けをする方もいらっしゃいます。

 

以前には、オレンジだったり、チェック柄だったり、とてもビビッドな色合いのものが展開されていた時期もありました。※画像はオーティコンの初期のRIC補聴器デルタ

補聴器のマイナーイメージを払拭し、もっとおしゃれに、そして気軽に使って欲しいという、メーカー側の思惑もあったのですが、結局のところ実用的な色を求める方が圧倒的に多く、あまり派手なものは衰退していったようです。

 

機種選択だけでなく、カラーの選択についてもアドバイス致しますのでご相談ください。